土田病院では毎月第三土曜日の13:30~家族心理教室を行っており、私もスタッフとして毎回参加させてもらっています。
先日、その家族心理教室の研修が大阪であり参加してきました。全国から集まった心理教育を行っている人たちと2日間にわたって交流・情報交換ができたことは、とても勉強になり良い経験となりました。

研修終了後、せっかく大阪まで来たので久しぶりに明日香・橿原あたりの神社仏閣を巡ってみようと思い、奈良に1泊してきました。夕方奈良に到着すると『しあわせ回廊なら瑠璃絵』というイベントが夜開催されるというので、見に行ってみました。
春日大社・興福寺・東大寺の夜間特別拝観と三寺社をつなぐ道がイルミネーションで飾られて、とても幻想的な風景でした。東大寺の大仏殿の観相窓も開扉していて、大仏様のお顔がその窓から覗いているという珍しい光景にも遭遇できました。この窓から大仏様のお顔を拝むことができるのは、1月1日と8月15日の年2回のみなので、運が良かったです。
次の日は、日本最古の神社といわれている大神神社を参拝しおみくじを引くと大吉でした。元々奈良好きで久しぶりに訪れたこの地で良いことが続くと、単純な私は「私は奈良に呼ばれて来たんだなぁ
と思うようになり、奈良に不思議な縁を感じました。その後も行く先々で、声を掛けてくれる人や、お寺や仏像の説明をしてくれる人などとの出会いがあり、古都・奈良で『袖振り合うも多生の縁』を感じる旅となりました。

改めて『袖振り合うも多生の縁』の意味を調べてみると、「人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教え」だそうです。
これまで出会った多くの患者さんとも「多生の縁」これから出会う患者さんとも「多生の縁」と思い、その縁を大切につないでいきたいと思います。

医療相談室は病院の裏口から入ったところにひっそりと存在しております。4月からは新しい精神保健福祉士も入職する予定です。縁をつないだ皆様の何かしらの一助になれるよう、これからも励んで参りたいと思います。

医療相談室
精神保健福祉士 加藤裕恵